たこがすきです。

思うことをつらつらと。

同居人が

連絡もなく夜中のうちに居なくなっていた。


死んだりしてねえだろうな

と思ったのが昨夜の私の帰宅後、第一の感情である。


もともと夜遊びをするほうのやつで
こんなこともはじめてではないのだが
家を空けるときはいつも必ず連絡をくれていた。

なのでバイト終わりで深夜に帰宅した私は
思った以上に驚いていた。


なんてことない単なる夜遊びだと思うのだが
万が一ということも考えられないことはない。


それは同居人がメンヘラ気質であることに付随しているであろう。

同居しはじめてから知ったとはいえ、二の腕辺りのためらい傷や精神疾患による手帳所持のこと、何が悪いからなのか不明な薬の束等
本人が悪いわけではないのだが
それを事前に言い出さなかったことや親御さんがそれすら臭わせずよろしくと仰ったこと、なによりそれを事前に知ることの出来なかった私に不信感やら情けないやらである。


私は同居人"F"と同じ学校に在籍しているのだが、もともとお互い学校が得意ではなく気の合うヤツが限られているようなタイプの学生で親友を介して知り合いつるむようになった。

単位がとれて卒業できれば御の字くらいに思っていた学校であったが
現場(専門学校であるが故のインターン的なもの)を詰めこまれ過ぎて、そのことにより卒業が危ぶまれた。
その時期にちょうど私は"F"とも親友とも会う時間が少なくなったため知らなかったのだが、"F"も学校に来ていなかったようだ。

私と同じような理由だろうと思っていたが、親友に聞く限り体調不良の一点張りで
蓋を開ければおサボりパラダイスというようだった。


それは本人の自由だから全くいいのだけれども。

 
専門的な授業で他専攻のクラスと授業を共有するものがあり
"F"と私のいるクラスにもそれが存在する。

"F"は特にその授業の単位が危なかった。

その為、その時間割の前日から明日は行こうなというように声をかけたりしていたり
朝起こしたりとしていたのだ。

そして本日がその、例の時間割。

その、前日から消える"F"。


前日に交わした会話は以下の通りである。

「明日もはやいから頑張って行かなんなー。」
「あー、学校ねー………学校…ね………学校…」
「………卒業しんの?」
「するよ?」(食いぎみ)

で、昨夜の消えるに繋がるのである。

どうやって卒業なさるおつもりでいらっしゃるのか大いに問いたいし
なんならそれ、私にも教えていただきたい次第である。


全く別の話ではあるが
月二回行けば良いほうの派遣しか財源がないはずの同居人は
どこから家賃やら光熱費を出してきているのだろう。
ウシジマくんとか来たらもうちょっと勘弁願いたいところだが。
そこまで落ちていないと思う。
思うだけだが。


私は、私の言葉に傷ついたからなんて見え透いた感じに発狂されたりには繋がらないことを願うばかりである。

警察沙汰とかにならなければもう別に好きにすればいいと思った。


どうせ、何もなかったかのように帰宅するのだ。

形だけ二十歳。

今週のお題「20歳」

選挙権を持つ歳である。
私はついこの間、二十歳になったばかりだ。

選挙権を持つからと息巻いてそれを心待ちにしていたわけでもなく、
専門学校の帰りにモスバーガーに寄って
食べたかったエビカツバーガーをお持ち帰りして一人楽しくパソコンと向かい合ってよろしくやっている間に二十歳を迎えた。


なんだかもう小さい頃の自分に
こんなもんだと諭し、平謝りしたいどころかジャンピング土下座である。



親元を遠く離れて海を越え、二年無いし、
一年と半年ちょっと一人暮らしをして何か変わるどころか何一つ、変わらない。
相変わらず恋人どころか友達はいないし、趣味に没頭して引きこもりがちではあるが時たまなるホームシック以外は何不自由なく暮らしていた。



ルームシェアという魔が差すまでは。



あと少しで学校を卒業し社会人となるというところまできて、なんとあろうことか人恋しさに軽々と負けてしまったのである。なんと、まあ、情けない。

卒業し他人と仕事という場面でしか会わなくなることへの恐怖と
金銭面での心配から
とどのつまり、私は逃げたのだ。


極度の人嫌いだということも忘れて。




ルームシェアをはじめてからというもの
眠れない日々が続いた。
ルームメイトのFとは育ってきた環境が異なりすぎるのだろう。Fのことをマッハ3くらいはあろうというスピードで嫌いになっていっている私がいた。

悪いやつではないのだ。悪いやつでは。
ただ、ダンゴムシが人間をやろうとしているような違和感のあるやつなので私には到底理解の及ばない暮らし方をする。

その為、一人暮らしだったときの生活以上に他人に合わせることの難解さと不可能さを思い知らされた。

ホームシックが止まらない。
あの頃に帰りたい。


いろんなものから逃げたい私はここ数週間、そればかり考えている。



ひとまずここを出ることに決め、貯金と節制を志す私であった。



貯金と節制
それが私の二十歳になりそうである。

不安①


成人してしまい不安なったことがいくつかある。
そのうちのひとつが

年金である。


そもそも年金とは

年金と言われて、ほとんどの方がマイナスイメージを持つのではないだろうか。

かくいう私は

  • 老後貰えるらしい。
  • 国民の義務である。
  • 今の若者は貰えないらしいな?
くらいしか浮かばなかった。
情けないことだ。

ならば年金とはなんぞやと、調べてみることにした。
国民年金とは、日本国内に住む、20歳~60歳のすべての人が加入する、公的年金制度である。

ほお。

もっと分かりやすく言うと、若い時~老後まで様々なメリットがある「国が運営する保険+終身年金」

!!!!!

若い時からメリットがある⁉

それについては全く知らなかった。

軽く天変地異が起こったような気持ちである。

どういうことかは一先ず仕組みを理解してから。


年金のしくみ

20〜60歳までの人が支払い
そこに国庫負担(税金)が組み合わせられて運営されている。

割合として3分の1国庫負担(税金)である。

そして年金にもいくつかの種類があり
それは支払う人で変わってくるようだ。

3つのタイプがありそれぞれ

  1. 20〜60歳の自営業者、農林漁業者、学生など。
  2.  民間会社の会社員や、公務員など。
  3. 第2号被保険者に扶養されている20〜60歳の配偶者(結婚相手)で、年収130万円未満の人。
となる。

支払う年金の種類については各々調べていただくとして
ここまでが年金のしくみの基礎的な部分であるようだ。


年金を支払うことのメリット

国民年金保険料を払い続けることにより
国民が受けられるメリットは

  • 老後基礎年金
  • 障害基礎年金
  • 遺族基礎年金
の3つである。


老齢基礎年金は、
「25年以上の資格期間を満たしている人が、65歳から受取ることができる年金」
そして、年金の給付は、受取る人が死ぬまで支払われるようになっているらしい。(終身年金)

障害基礎年金は、「年金加入者が、病気やケガで障害が残ったときに受取れる年金」
遺族基礎年金は、国民年金に加入している人が死亡した場合に、その死亡した人によって生計を維持されていた「子供のいる妻」、または、「子供」に支給される年金。

上記のようなメリットを求めてとられた制度が年金制度であり、私はその保険料を支払っていくこととなるのである。

若い人にもメリットがあるという事で驚いていたのは障害基礎年金という部分になるようだ。
障害基礎年金は年金加入者であれば、年齢に関わらず受けとることのできる年金であるため若い人にもメリットがある、ということになるようである。

私はメリットがあるようには思えなかったのだが、それは贅沢であろう。
そのような状況にならないとも限らない。


調べてみて

本当にふんわりとしか調べていないだろうと思うが調べれば調べるだけわからなくなりそうだし、これからの不安が膨らんでいくだけになりそうだったためひとまずここまでとする。
調べてみてやはり思ったのは
身近なものではない
ということだった。
年金にしろ選挙にしろ政治にしろとにもかくにも、私を含める若者と呼ばれる世代に身近ではないのがひしひしと感じられた。
検索して開いた画面に広がる使い古しのような堅苦しいページ。
「難しく言ってもピンとこない方もいると思うので……」
じゃあはじめからピンとくる感じで書かんか。と。そもそも年金とはなんぞやと、調べている人は難しく言われてピンとくるはずはないと、私は思った。
ここから先はものすごく私の主観が入るため聞き苦しいものになるかもしれない。
私は、画面の向こうからこんなこともわからないのかとバカにされているような気がした。製作した人にそんなつもりはなかったと言われても一割くらい思ってたやろ?と言いたいくらいの、隠しきれずにはみ出てしまったそれを、感じた。
もちろん私の勉強不足と言われてしまえばそれまでなんだとは思うのだが、これは学校で教わることではないだろうかとも思った。もちろん、形式的なしくみをノートに書かせるだけのものではなく、二十歳になったらこんな書類が届いてこんな風に手続きをしてこんな風に年金を支払っていきます、という勉強である。
生まれてすぐに、立って歩くことが出来ないように、成人したての私たちは社会人として立つことすら難しい。社会人になったのだからと、容赦なく送り付けられてくる様々な封筒にやるせない気持ちになった。
せめてもう少し、心の準備みたいなものをしておきたかったような気がした。

今となってはもう遅いけれど。

はじめに

いつの間にやら二十歳になってしまいました。

大人になりたくないと思いながら過ごしてきて、目を背けていたから
尚更、ふわっと、成人してしまいました。
形だけ。

不安に思うことが増え、将来を憂うあまり
過去を振り返ってしまうほどに頭を抱え
悩んでいるふりをして毎日をやり過ごすばかりです。

毎日あれやこれやと考え込むのに
流れるように頭を通り抜けていくそれらを
どうせだったら形にしておこうと思い立ち
これを書き始めました。

好奇心に任せ、好きも嫌いも
やたらめったら言いまくる私の頭のなかを整理することにもなればと
口に出せなかったことを
飲み込んでしまって黒く腐らせることのないよう
出来るだけ形に気を付けて、残しておければ。


2016.01.24. 01:58